GAS開発を依頼する費用の相場|スプレッドシート自動化の料金例
GAS(Google Apps Script)は、Google スプレッドシートや Gmail、Google フォームを自動で動かすための仕組みです。「毎日の転記をなくしたい」「フォームに回答が来たらメールを送りたい」といった作業を頼むといくらかかるのか、公開されている料金を出典つきで並べました。
料金を最後に確かめた日: (金額はすべて、出典のページに書かれているものです)
先に結論
- 作業をひとつだけ自動にする(メール送信・通知など)
- 5,000円〜2万円程度ココナラの料金相場
- 入力画面のある簡単なアプリ
- 3万円〜10万円程度ココナラの料金相場
- 複数のサービスをつなぐ、中くらいの自動化
- 5万円から20万円程度BENTEN Web Works の解説
- 会社にセミオーダー・オーダーメイドで頼む
- 25万円〜・50万円〜Mihata の公開料金(税別)
同じ「スプレッドシートの自動化」でも金額に開きがあるのは、つなぐサービスの数、うまくいかなかったときの動きをどこまで作るか、納品のあとの面倒をだれが見るかで、作る量が大きく変わるためです。
上の金額は、それぞれの出典が公開している料金で、アルヤンの見積もりの金額ではありません。出典と確認日は「公開されている料金の例」に載せています。
費用が決まる要素
つなぐサービスの数
スプレッドシートの中だけで終わる作業がいちばん安く、Gmail・Google カレンダー・Google フォーム、さらに Slack や LINE のような Google 以外のサービスと、つなぐ相手が増えるたびに作る量と確かめる量が増えます。Google 以外のサービスとつなぐときは、相手側の設定や利用料が別に要ることもあります。
1回の処理にかかる時間
GAS には「1回の実行は6分まで」という公式の上限があります。行数の多い表どうしの突き合わせや、大量の PDF づくりはこの上限に当たりやすく、その場合は処理を小分けにして続きから再開する作りが必要になります。表の行数と、1回に処理したい件数を伝えると、見積もりがぶれません。
自動で動かす回数
「毎朝決まった時刻に動かす」ような自動の実行にも上限があり、合計の実行時間は無料の Google アカウントで1日90分、有料の Google Workspace で1日6時間までです。動かす回数が多い仕組みは、どのアカウントで動かすかで作り方が変わります。
うまくいかなかったときの動き
入力に抜けがあった、つなぎ先のサービスが止まっていた、同じデータが二重に届いた。こうした場合にどう動くかを決めて作るほど、金額は上がります。「動けばよい」のか「止まったら担当者に知らせてほしい」のかを伝えてください。
だれのアカウントで動かすか
自動で動かす設定は、その設定を作った人の Google アカウントで動きます。担当者個人のアカウントで動かしていると、異動や退職のあとに止まることがあります。会社で共有しているアカウントで動かす、引き継ぎの手順書を付ける、といった希望は最初に伝えると、あとからの作り直しを避けられます。
納品のあとの面倒
表に列を足した、Google 側の仕様が変わった、といった理由で、動いていたものが止まることがあります。直してもらう約束(保守)を付けるかどうかで、最初の金額と毎月の金額が変わります。公開されている例では、月額9,800円で修正は月3回まで、という形があります(Mihata・税別)。
見積もりを読むときに役立つ、出典つきの事実
スクリプトの1回の実行は6分まで(無料の Google アカウントも、Google Workspace も同じ)。
決まった時刻に自動で動かす実行(トリガー)の合計は、無料の Google アカウントで1日90分、Google Workspace で1日6時間まで。
メールを送れる相手の数は、無料の Google アカウントで1日あたり100、Google Workspace で1日あたり1,500まで。
これらの上限は、予告なく変わることがある。
自動で動かす設定(インストール可能なトリガー)は、その設定を作った人のアカウントで動く。
有料の Google Workspace が無くても、Gmail アカウントがあれば GAS の開発を始められる。
出典: Google「Google Apps Script(Google Workspace の製品ページ)」(別のタブで開きます)(に確認)
GAS のプログラムは Google ドライブに保存され、Google のサーバーの上で動く(インストールは要らない)。
公開されている料金の例
金額は、出典に書かれている表記のまま載せています。税込・税別の別も出典の書き方のとおりで、書かれていないものはそのまま載せています。料金は変わることがあるので、頼む前に出典のページで最新の内容を確かめてください。
マーケット(ココナラ)の料金相場
ココナラが、GAS のカテゴリページに載せている目安です。
| 金額 | 条件 | 出典 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| 5,000円〜2万円程度 | 単機能のスクリプト(メール送信だけ・通知だけなどのシンプルな機能) | 出典: ココナラ「GAS作成・制作の依頼・外注」(別のタブで開きます)マーケットの相場欄 | 確認日: |
| 3万円〜10万円程度 | 入力画面を持つ簡単なアプリ(Web アプリ) | 出典: ココナラ「GAS作成・制作の依頼・外注」(別のタブで開きます)マーケットの相場欄 | 確認日: |
事業者が公開している料金と、受注の実例
自動化ドットコムの行は、実際に受注した金額として公開されているものです(同じ内容でも、業務の中身や規模で増減する、と書かれています)。
| 金額 | 条件 | 出典 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| 8,000〜9,000円 | Google ドライブの CSV をシートへ取り込む(受注金額の実例) | 出典: 自動化ドットコム「ExcelのVBAマクロ外注の費用相場!スプレッドシートのGASの金額も紹介」(別のタブで開きます)事業者の公開料金・2025年12月19日更新 | 確認日: |
| 20,000〜30,000円 | メールの内容をシートへ反映する(受注金額の実例) | 出典: 自動化ドットコム「ExcelのVBAマクロ外注の費用相場!スプレッドシートのGASの金額も紹介」(別のタブで開きます)事業者の公開料金・2025年12月19日更新 | 確認日: |
| 60,000〜70,000円 | スプレッドシートのデータを PDF にしてメールで送る(受注金額の実例) | 出典: 自動化ドットコム「ExcelのVBAマクロ外注の費用相場!スプレッドシートのGASの金額も紹介」(別のタブで開きます)事業者の公開料金・2025年12月19日更新 | 確認日: |
| 100,000〜200,000円 | 見積書などの帳票をまとめて作るスプレッドシート(受注金額の実例) | 出典: 自動化ドットコム「ExcelのVBAマクロ外注の費用相場!スプレッドシートのGASの金額も紹介」(別のタブで開きます)事業者の公開料金・2025年12月19日更新 | 確認日: |
| 25万円〜 | テンプレートをもとにしたセミオーダー(最短2週間・税別) | 出典: Mihata「GAS開発の外注費用|規模別の相場と内製・外注の分かれ目」(別のタブで開きます)事業者の公開料金・2026年10月4日更新 | 確認日: |
| 50万円〜 | 業務に合わせて一から作るオーダーメイド(納期は要相談・税別) | 出典: Mihata「GAS開発の外注費用|規模別の相場と内製・外注の分かれ目」(別のタブで開きます)事業者の公開料金・2026年10月4日更新 | 確認日: |
| 月額9,800円 | 納品のあとの保守(ライト。修正は月3回まで・税別) | 出典: Mihata「GAS開発の外注費用|規模別の相場と内製・外注の分かれ目」(別のタブで開きます)事業者の公開料金・2026年10月4日更新 | 確認日: |
解説記事に書かれている目安
| 金額 | 条件 | 出典 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| 1万円から5万円程度 | 小規模(ひとつのスプレッドシートや Gmail を対象にした、比較的シンプルな処理) | 出典: BENTEN Web Works「GAS開発の外注費用相場を徹底解説!規模別の料金目安と選び方」(別のタブで開きます)解説記事・2026年9月3日更新 | 確認日: |
| 5万円から20万円程度 | 中規模(複数の Google サービスをつなぐ、条件による分かれ道やエラーへの対応が要る) | 出典: BENTEN Web Works「GAS開発の外注費用相場を徹底解説!規模別の料金目安と選び方」(別のタブで開きます)解説記事・2026年9月3日更新 | 確認日: |
| 20万円以上 | 大規模(社内の基幹の業務に直結する複雑な仕組み。場合によっては50万円~100万円を超える、という記載) | 出典: BENTEN Web Works「GAS開発の外注費用相場を徹底解説!規模別の料金目安と選び方」(別のタブで開きます)解説記事・2026年9月3日更新 | 確認日: |
買う・頼む・作るの選び方
完成品を買う
出来上がっているものを買って、そのまま使う
向いているとき
- フォームの回答をまとめる、決まった形の帳票を作る、予約を受け付ける、といったよくある作業で、出来合いのもので足りる
- 今日から使い始めたい
- 自社のやり方を、道具のほうに合わせられる
選ぶ前に
買う前に、動かすのに必要なもの(Google アカウントの種類、ほかに契約が要るサービス)と、同梱物・導入の手順・質問できる期間を商品ページで確かめてください。自社に合わせて直したい所が多いなら、相談して作るほうが結果として早いことがあります。
相談して作ってもらう
自分たちのやり方に合わせて、作ってもらう
向いているとき
- いまのスプレッドシートの形を変えずに自動にしたい
- 社内のいくつかのサービスをつないで、手作業の受け渡しをなくしたい
- 止まったときに直してくれる相手がほしい
選ぶ前に
金額は「どの作業を」「どこまで」頼むかで決まります。全部を一度に頼まず、いちばん時間がかかっている作業ひとつから始めると、金額も期間も小さく済みます。
自分で作る
調べながら、自分の手で作る
向いているとき
- 作業がひとつで、スプレッドシートの中だけで終わる
- 止まっても急いで困らない
- 調べながら試す時間が取れる
選ぶ前に
GAS は、有料の Google Workspace が無くても Gmail アカウントがあれば始められます。そのかわり、作った本人しか直せない状態になりやすいのが弱点です。仕事で毎日使うものは、何をしているかのメモを残すか、仕上げだけ人に見てもらうと安心です。
アルヤンで買える近い完成物
GAS(Google Apps Script)で動く、買ってすぐ使える完成物です。自社のやり方に近いものがあれば、作ってもらうより早く始められます。
相談の出し方
いま手でやっている作業を、そのままの言葉で書いてください。GAS の言葉や、プログラムの知識は要りません。
書いてあると、見積もりが早くなること
- いま手でやっている作業の流れ(例: フォームの回答を見て、別のシートに写し、担当者にメールする)
- 使っている Google のサービスと、Google 以外につなぎたいサービスの名前
- Google アカウントの種類(無料の Gmail か、会社で契約している Google Workspace か)
- 表のだいたいの行数と、動かしたい頻度(そのつど・毎日・毎週)
- うまくいかなかったときに、どうなってほしいか(止まってよい・知らせてほしい)
- 納品のあとも直してほしいか、自分たちで直せるように説明がほしいか
ご予算は、フォームで次の中から選べます
- 〜10万円
- 10〜30万円
- 30〜100万円
- 100万円〜
- 決まっていない(相談したい)
見当がつかないときは「決まっていない(相談したい)」で構いません。分からない項目は、空けたままで送れます。
頼む前の注意
「〜円から」は、いちばん安い場合の金額
公開されている料金の多くは、内容が決まっていて追加の作業が無い場合の金額です。実際の見積もりは、聞き取りのあとに出ます。金額だけでなく、説明書・動かし方の説明・直してもらえる期間が含まれているかを並べて比べてください。
スプレッドシートを見せる範囲を決めておく
作ってもらうあいだ、作る人にスプレッドシートを編集できる権限を渡すことになります。お客さまの名簿や売上のような大事な情報が入っているなら、見本のデータに置き換えた写しで作ってもらう、終わったら権限を外す、秘密を守る約束(NDA)を結ぶ、といった方法があります。
Google の上限は変わることがある
実行時間などの上限は、予告なく変わることがあると Google が書いています。いまは収まっている処理が、データが増えて上限に当たることもあります。動かし始めてからも、終わるまでの時間が長くなってきたら早めに相談してください。
メールを送る数にも上限がある
メールを自動で送る仕組みは、1日に送れる相手の数に上限があり、無料の Google アカウントと Google Workspace で数が違います。お客さま全員への一斉送信のような使い方を考えているなら、先に伝えてください。
よくある質問
- GAS を使うこと自体に、お金はかかりますか?
- GAS は、有料の Google Workspace が無くても、Gmail アカウントがあれば使い始められます(Google の公式ページの説明)。プログラムは Google のサーバーの上で動くので、置き場所を別に借りる必要もありません。ただし、つなぐ相手のサービスに利用料がかかる場合は別です。
- Excel のマクロとは何が違いますか?
- どちらも表の作業を自動にする仕組みですが、GAS は Google のサーバーの上で動くので、パソコンを閉じていても決まった時刻に動かせます。Excel のマクロは、手元のパソコンの Excel の中で動きます。いま Excel で回っている仕事なら、無理に移さず Excel のマクロで頼むほうが安く済むことがあります。
- 安い出品と、会社の見積もりは何が違うのですか?
- 頼む範囲が違います。安い出品は「決まった作業をひとつ、動く形にする」までが中心で、会社の見積もりには、聞き取りと設計、うまくいかなかったときの動き、説明書、納品のあとの直しまで入っていることが多くなります。止まったら自分たちで何とかできる作業か、止まると仕事が止まる作業かで選ぶのが目安です。
- どのくらいの日数でできますか?
- 公開されている例では、中くらいの自動化で作業の日数が2日から5日程度(BENTEN Web Works の解説)、会社のセミオーダーで最短2週間(Mihata)という記載があります。実際には、これに聞き取りと確認のやり取りの日数が加わります。
- 作ってもらったものは、あとから自分で直せますか?
- スプレッドシートに組み込んだ GAS は、編集できる権限があれば中身を見られます。ただ、読めることと直せることは別です。自分たちで直したいなら、どこを変えると何が変わるかの説明書きを納品物に入れてもらうよう、最初に頼んでください。そのぶんは金額に入ります。
- 担当者が辞めたら、動かなくなりますか?
- 自動で動かす設定は、作った人の Google アカウントで動くため、そのアカウントが使えなくなると止まります。会社で共有しているアカウントで設定してもらう、設定のやり直し方を手順書に残してもらう、のどちらかを頼んでおくと防げます。
- 相談や見積もりに、費用はかかりますか?
- かかりません。アルヤンへの相談は無料で、内容を確認して2営業日以内にご返信します。金額と期間をお出しするところまで費用はかからず、見積もりを見てから断っても構いません。
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